こじだいについて3日にいっぺんは考えてるので、ここらでツラツラ書いちゃおうかと
どう足掻いてもこじだいが好き。
このコンビの「エモい」の似合う度は数値では表せん。溢れ返る。
6人いた仲間が3人になり、2人は関西を引っ張っていく、引っ張っていかねばならない立場になった。
「決して仲良くなかった」2人はそう言うけれど、2015年を迎えるまでは結構ほのぼのと仲良かったイメージ。てかこのふたりの「仲良い」ハードルが高すぎるだけだと私は踏んでいる(笑)
今よりずっと先輩後輩感があったよね。
今となってはレアな「康二くん」
ぎゅっとし合うこじだい尊。
"焼け野原"と言われた2015
その真ん中に立った2人が感じた空気はどんなものだったろうか。
この時代を見てる人と見てない人では焼け野原という言葉の感じ方に少し相違があるかもしれない。
もちろん中心だったメンバーが旅立って、「残された」3人がどういった表情でステージに立つのか不安で堪らなかった。振り返れば、あの時代はターニングポイントだと思えるけれど、当時は正直限界じゃないかと感じることだって少なくなかった。それでも先頭の2人はステージに立ち続けた。
何ていうのかな…綺麗事にする気なんてサラサラないけど、焼け野原と一言で言えど「燃えてしまった」のか、「燃やしきってでも、次のステージへ進む覚悟をしたのか」答えはまだ出てないと思った。
この頃から2人はいわゆる「こじだい」になったように感じる。康二くんに「ライバル」だと言ってもらったこと、インタビューで嬉しそうに何度も話してたね。
それまでお兄ちゃん弟、先輩後輩だった2人が横に並ぶことを互いに決めた。関西ジュニアを守るために。
2人は大吾から「大ちゃん」、康二くんから「康ちゃん」と呼ぶようになった。今でも康二くんが大吾とポロッと呼ぶ瞬間、本音が見えた気がしてものすごく好き。
関西ジュニアのために。照らし合わせたことはないかもしれないけど、2人の合言葉だったはず。
喧嘩をするわけでもなく、たくさん会話をするわけでもなかった。ファンの間で不仲と言われることもあった。大吾くんがセンターに選ばれたことで、康二くんが痛くも痒くもなかったと言えば嘘になるだろう。大吾くんに遠慮が見られたことも一度や二度ではない。
それでも大ちゃんがアップアップしてる時は康二くんが率先してフォローしてくれたし、反対もそうだった。「交した言葉は少ない」からこそ互いを気遣い、気にかける気持ちは人一倍だったんだろうな、って。
そんな2016年辺りの2人が自分たちの距離感を表すとこのくらい。
近からず遠からずを絶妙に表した距離感。
"仲良し"というには少し言葉が足りなくて、"不仲"というにはあまりにも信頼し合っている・・・。そんな2人がずっと隣なんだと信じてやまなかった。
当時関西は今よりメディアへ出る機会が関東と比べて圧倒的に少なかった。松竹座で春・夏・冬。そのステージでどれだけ爪痕を残せるか。ひとつひとつのステージが勝負。関西に受け継がれる魂。
その中でも2人は自分だけでなく、いかに仲間を、関西ジュニアを盛り上げられるか、模索し続けた。
悔しいことも少なくなかった。むしろ悔しいことの方が多かったかもしれない。ポスターに名前が載らなかった仲間がいた。幕が開けば仲間がいなかった。意味もなくステージに立てない仲間だっていた。不条理と戦い続ける日々だった。
2016年は少年たち日生、2017年には東西SHOW合戦、と関西ジュニアは少しずつ関東へ戦いに行った。言葉は交わさずとも、互いに背中を預けながら2人は関西ジュニアを盛り上げていった。
一時は関西ジュニアの存続すら影が曇ったことなんて、今では信じられないほど。
2017夏の少年たちで、責任を感じ暴走するニシハタにムカイは言う。「1人でしょい込むなよ!」と。
ステージは時にアイドルに語りかけてくれる。
きっとお互いに頼ってほしくもあり、頼りたかったんだとおもう。けれど、そのタイミングをお互いに逃してしまう、もどかしくもあり愛おしい2人。それこそが「こじだい」なのだと今になっておもう。
そりゃあ「友達」ではないかもしれないけど、「戦友」であり「仲間」であることは、物理的にも心理的にも永遠だと信じてこじだいへの好きが日に日に増していった。
松竹座のステージで背中を預け合うこじだいが好き。
正反対の色でステージに立つこじだいが眩しかった。
2018年、関西ジュニアの城ホール初単独で歌ったElectric Shock。関西のシンメ。数年前は想像できなかった言葉がしっくりきた瞬間だった。これまでの羨望、謙遜、慎み、気遣い、全てが結びついた。
きっとこれから優しい追い風がくる。揺るぎなくそう思えた。この頃から1年にたった1回きりだった少年倶楽部に月1のペースでコーナーができた。メディアの機会が少なかった関西にとって、大きなチャンスが増えた。
不条理と向き合い続けた4人が引っ張ってくれる関西だからこそ、吹いた優しい風だとおもった。
龍太くんも先頭を走ってくれるようになったことで、こじだいがいい意味で息抜きできるようになった気がした。お兄ちゃんがいてくれるからこそ、力んでた2人が伸び伸びとできるようになる、2人の関係これからもっと良くなりそうだな、って。
今は愛おしき大西畑と俺(笑)
龍太くんの表情まで込みでおもろすぎる
康ちゃんに見せつけたい大吾くん
踏んづける康二くん(笑)
まいジャニ関西ジュニア王イントロドン。走り出した2人はマイクを奪い合う…のではなく譲り合い、ジャンケンで決めます(笑)こじだいすぎて~~~。これは動画の方が愛おしさ伝わるので300回記念で検索してみて下さい!
グループになったら、こういう光景増えるんだろうな~ってすごくワクワクしてた。
そしてその日は来た。
"僕たちなにわ男子です!"と載った中に康二くんはいなかった。信じられなくて何度も、何度も、見返した。それでも康二くんはいなかった。
その時関西ジュニアは梅芸でのコンサートが決まっていた。蓋を開けば、なにわ男子のお披露目コンサートとなった。
嬉しいはずだけど、切ない、それでも祝福したい。そんな気持ちで向かった。物凄く不安だった。なにわ男子も康二くんもどんな表情をしているのか分からなかった。
幕が開いてしまえば、すべてを飛び越して楽しかった。いつだって関西ジュニアのステージは楽しい。不条理も悔しさもぜんぶを抱きしめて、最高のステージへ導いてくれる。
それでも、なにわ男子をお祝いムードではなかった。誰一人胸を張って「おめでとう」「ありがとう」を言える空気ではなかった独特の空気、これだけは覚えてる。みんなが腹を括るコンサートだった。
それでもこじだいは背中を預けてて、その光景に救われた。
2018年のクリパ。康二くんが数日いない日があると発表があった。MCでパパと流星群を見ながら両親に感謝を伝えたとのエピソード。あとから思えば康二くんが関西ジュニアを飛び立つ準備だったんだなぁ。
なにわ男子初表紙のwinkupに、なにわ男子に対する気持ちについて初めて答えた康二くんのインタビューが載った。
「オレは?」「頑張ってきたのに何でや」胸に突き刺さった。なんで?不条理すらも抱きしめてきた康二くんにこんな仕打ち?関西ジュニアに待ち望んでたグループがやっとできたのに、、、なんで笑ってほしかった康二くんが泣かないといけなかったんだろう…。横に並んで嬉しそうに笑う大吾くんと康二くんに、おめでとうって言える日を夢見てきたのに…。どうして。
それでも「なにわ男子が色々言われるのが嫌やねん」と答えてくれた康二くん。自分のファンの人がやり切れない思いも抱えてるのとか、ぜんぶ知った上で、味方をしてくれて。どれだけ7人が救われたか。泣き虫な康二くんが強がってくれてたのも、知ってるよ。
後にまいジャニでこの時の感謝を大吾くんが伝えたときブワッと涙が溢れた康二くん。優しすぎる、優しすぎるよ…。どこでもいい、笑っていてほしい。叶うのならば・・・大吾くんと背中合わせで笑っていてほしかった。けど、ね。
そして2019あけおめオーラス。関西ジュニア向井康二として最後となったステージ。あけおめのお風呂でSnow Manへの加入を伝えた康二くん。
言葉はいらなかった。あぁこじだいって「特別」だったんだな、って。
アンコールで花道へ走り出したこじだい。
大吾くんのゴールを受け止めた康二くん。こじだいで見た景色の中でいっっっちばん優しくてあったかい景色だったよ。背中合わせも素敵だったけど抱きしめ合う姿ももっと見たかったな~~~って、こんな笑顔を見ちゃったらね・・・。
Snow Manへ加入後のインタビュー。「彼の強さ、強さも弱さも知ってるけど、想像のななめ上を超えてくると思う」、「関西を頼むで」あぁ、この2人にしか言えない言葉だ。交した言葉は少ないけど、やっぱり2人は「特別」だ。
そして迎えたジュニア大賞2019
キンプリが抜けた後初めての大賞。みんなが大好きなアイドルの1位を願い投票した。誰が1位になるか本当に分からなかった。
こじだいでワンツーを飾った。雑誌開いた瞬間号泣したの初めてだったよ。
「最大のライバル」永遠にライバルでいてくれるんだな。友達にはなれなかったかもしれないけど、最高のライバル。2015のRival、きっと一生超えられないよ。
関西を引っ張ってきた2人がトップを飾り、康二くんはSnow Manとして華々しく卒業。こんなエモーショナルなことありますか?
2019フェスティバルで再会した2人。肩を組み合ってたのに、生配信では抜かれず一瞬抜かれたと思えば離れていく2人。(捉えてくれてたのは闇写(笑))このもどかさしさがこじだいだな~って。
関西ジュニア京セラドーム初単独発表日のなにわ男子初単独アオハルパシフィコ横浜に来てくれた康二くん。アンコで真っ先に大吾くんの元へ向かってくれた康二くん。
なにわの単独やから、って遠慮しながらもみんなの期待に応えて参加してくれた関西アイランド。
こじだいセリフパートで
大吾くん「久しぶりやな~」
康二くん\1つだけ言わせて!関西ジュニア!京セラドームおめでとう!/
大吾くん「ありがとう~~~!」
満面の笑みのこじだいが堪らなく嬉しくってね。
遠慮も嫉妬も悔しさも、言葉で表現できない悲しみや嬉しさを味わってきた2人。だからこそ背中を預け、預けられ、ここまできたこじだい。
8.8のデビュー発表で、悔しかったけれど流星ちゃんと一緒に"おめでとう"と伝えにいった大吾くん。自分から行けなかった康二くんも、伝えに行こうと決めた大吾くんも優しくて温かくて、やっぱり最高のライバルだよ。
まいジャニでデビューする康二くんへみんなからの激励のメッセージ。
え~2015年ですか。少年たち、はじめて僕らが先頭に立って…公演をさせて頂いて。ファンの皆さんからは「関西ジュニア大丈夫なのか」と、「このままなくなってしまうんじゃないか」と言われてたときに、スタッフさんからチケットがsoldoutした、と聞いたときに2人ではしゃいで、2人でハイタッチして。こんな俺らにもついてきてくださるファンの方がいるんやな、と。そこで知ることができて。
もうそっからは、そのついてきてくださるファンの皆さんを幸せにしよう!というところでずっと一緒にやってきて。
なんか、こう特別めっちゃ仲良いって感じでもなかったし。でもそれがむしろ、関西ジュニアの先頭で立つシンメとして、心地よい距離感というか。なんか…話してなくても伝わるものがあるというのをすごく感じながら、一緒にやってきて。悔しいことも沢山あったし、悲しいことも沢山あったけど、隣で支え合って突き進んできた日々っていうのは、ほんと昨日のことのように思い出すし、、、。
なにわ男子ができて、西畑的にはすごく距離を感じて、それは絶対しょうがない事やし、、、。でも、それでも康ちゃんはマイナスな声が多い中、なにわの味方をしてくれた。でもそのしてくれたっていうのはなにわからして凄く感謝していて。あの時本当に複雑な気持ちやったと思うんですけど、でも笑顔で"おめでとう"って味方してくれて。その時の恩、感謝というのは今も感じてますし。
本当にこのまいジャニに育てられて、このまいジャニで一緒にやってきて、今こうして康ちゃんがデビューして飛び立つっていうのはすごく寂しいことではあるんやけど、どこにいようがライバル関係で。待ってろよ、と言うことですね。改めて、Snow Manさんデビューおめでとうございます!
大ちゃんとの少年たちのRivalがあったんですけど、1番嬉しかったのがスタッフさん・音響さんとかにも「この2人のRivalが今までで1番や」…って覚えてる?(大吾くんに「うん、覚えてる…」)言われたのが俺はすごい嬉しくて。1番情熱的なRivalやったと思うのよ。あれを俺は超えるRivalっていうのは多分出てこないと思ってるくらいの自信で。あれは大ちゃんと俺の関係性だからできたシーンやし。
大ちゃんとはホント距離があるのよ。近くもないし、遠くもないし…。でも1回2人で飲みに行って、、なんかパッて、、行く?みたいな。ちょっと恥ずかしかったけど。はじめて2人で色々語って、いい時間でそっからまた距離も縮まって、色々言い合える仲やし。
さっきも関西ジュニアでシンメって言ってくれたのが、俺すごい嬉しかったし、交した言葉は少ないんかもしらんけど、なんか1番分かり合えてたな、っていう関係やったかな、とは思うから。
でもこれからもホント関西でやってたときと変わらずに、僕はみんな仲間やしライバルやと思うから、これからほんとに俺はみんなに負けへんで!
聡明で本番強いけど愛情の伝え方が不器用な大吾くん、人に愛される才能を持ってるけど、優しすぎていざとなると人に譲ってしまう康二くん。正反対というか、、、反対というのもしっくりこないくらいタイプの違う2人。きっとこの世界じゃなかったら、ぜったい仲良くなかったと思う(笑)でも目指すものが一緒だったから。
2018あけおめの後、るたこじ送別会で大吾くんがポロッと言った「コンプレックス」だった。あれがきっと大吾くんの本音なんだとおもう。康二くんの言葉を借りれば「超えられない壁」の存在を感じながら、センターに立つこと。先輩達から率先して挙がる名前は康二くんで。黒いものをもパッと白く照らしてしまうような、そんな深い愛を知ってる康二くんがいる事、大吾くんが言葉にすると「コンプレックス」になるんだな、と。この2人が関西ジュニアでシンメとして活動したこと、奇跡のご縁なんだと感じたよ。
冠番組で切磋琢磨し、旅立つ仲間を見送り、焼け野原の中で支え合い、背中を預け合いながら突き進み、引き裂かれた中でエールを送り、最後のステージでゴールを迎え、ジュニア大賞でワンツーを飾り、デビューを祝福、これからも仲間でライバル、待ってろよ。こんなに綺麗なストーリーを地でいくアイドルこじだい。
それぞれの景色を見ていく中で、2人に勝敗がつくことは永遠にないのかもしれない。だからこそ「なんやかんや気になる」し、「コンプレックス」であり、「変わらずライバル」でい続ける。