未来はこの手の中に

君がステージに立ってくれる限り

永遠なんてない

 

赤い彼が脱退する覚悟をしたあのとき、錦戸亮ちゃんがブログに綴った言葉です。

 

永遠を信じ続け、歌い続けた彼が"やっと認められます"と、そう言いました。

 

私は今でも心に焼き付いています。

 

そしてまた今日一つ、永遠なんてないことを思い知りました。

 

嵐は私にとって指針だったように思います。

 

いつも嵐はそこにいた。

 

嵐だけは変わらないと思ってた。

 

SMAPが解散になった時も、関ジャニが赤い彼を失った時も、嵐は5人だった。

 

嵐だけは変わらずに、そこにいた。

 

関ジャニ∞が売れたいと願うとき、思い浮かぶ姿は嵐だった。

 

 

いつも口酸っぱく「やっぱ嵐はすごいわァ」「嵐すげぇな」とどこか嬉しそうに言ってた関ジャニ∞の姿を思い出します。

 

 

国民的アイドルにいて尚、高ぶらず5人でニコニコしてる嵐を心から凄いと思った。

 

 

関ジャニ∞がだんだん売れるようになってきて、嵐に届くまでもう少しじゃないのかな、、、なんて手を伸ばしかけた時に、赤い彼が違う夢を追い旅立った。

 

 

あぁ、やっぱり嵐に届くまではまだまだ遠いなぁ、正直嵐には叶わないな、と。

 

 

嫉妬などは遥かに飛び越え、気持ちよく"嵐はすごい"と本気で思ってた。

 

 

5人で20年目を迎えようとする嵐がまぶしくて。

 

 

嵐はいつだって当たり前のように存在してくれた。

 

 

アイドルはいつだってキラキラしている。

たくさんの事を抱えながら、何事もないように、もしも不幸な事があっても、幸せだよと語りかけるようにステージに立ってくれる。

 

 

私たちファンが知るときは、もうアイドル自身は答えを出している。

 

ファンだからって親身に相談に乗れるわけじゃない。

 

いつも「皆さんのおかげです」と語りかけてくれるけれど、結局はアイドル自身が決め、アイドル自身が歩んでいくんだ。

 

 

あのとき、どんな思いでいたのだろう。

 

 

もう想像する事しか出来ないんです。

 

 

その気持ちを知れるのはきっとずーっと先、いや、もしかしたら一生知ることはないのかもしれない。

 

 

1999年に、たくさんの人の思いを抱えて、受け止めてデビューした嵐はたくさんの人の心を突き動かしてきました。

 

 

大好きな斗真くん。

 

 

嵐に入れなかった斗真くんはきっと今も嵐に特別な思いを抱いてると思います。

 

 

それは決して嫌な思いではなく、託したって言葉が近いのかな。

 

 

あの頃のジュニアの夢を嵐に託したんじゃないかな、と。

 

 

斗真くんにとっても、きっと嵐は希望なんです。

 

嵐の5人は「斗真、斗真」と、いつも斗真とかくんをニコニコ迎え入れてくれてて。

 

 

嬉しそうな斗真くんの表情を見るのがだいすきで。

 

 

嵐と並ぶ斗真くんは無邪気な末っ子で。

 

 

きっとこれからも嵐は、同じように斗真くんがたまに立ち寄れるように、待っていてくれるのだろうなと思ってたんです。

 

 

わたしは嵐に永遠を夢見てました。

 

 

多くのグループが叶えられなかった、形の変わらない永遠を嵐に夢見てたんです。

 

 

永遠なんてないって、思い知ったはずだったのにね。