未来はこの手の中に

君がステージに立ってくれる限り

ずっとMr.KINGが羨ましかった話

 

King&Princeが少しずつ動き出してるこの時間。待ち遠しくて、早くデビューの日が来ないかな、なんてワクワクしてる、けどこの時間は今しかないんだな、とおもうとちょっぴりおセンチにもなる。

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King&Princeとして歩んでいく彼らを、これからずーっと応援していけるんだとおもうとニヤニヤしちゃうなあ。6人が雑誌で幾度となく「"KING"と"Prince"」の2グループではなく「"King&Prince"」という1つのグループとして見てほしい、と何度も公言している。きっとかなり意識しての発言だろう。

 

正直言うと、Mr.KINGにはコンプレックスに似たような感情を感じていた。羨ましかったり、くやしかったり、言葉に表せない感情もポロポロ。

Mr.King vs Mr.Princeとして6人でユニットを組んで、いつの間にかあの夏はなかったかのように解体されて。KINGにはミスターがついて、Princeは外された。ものすごく悔しかった、悲しかった、やり切れなかった。確かにMr.KINGの3人は天才肌。それはわかってる。けど、それでも、PrinceがVSに敗れたとはどうしても思えなかった。戦いはまだこれからじゃないか、と思った。

 

少クラのOPは8割Mr.KING。楽しみにつけた瞬間「また今日もか、、」と思ってしまうのがイヤだった。

衣装の格差が悔しかった。Mr.KINGはキラキラした衣装なのに、Princeはシンプルだったことがなんども、何度も、、、。その衣装でMr.KINGの半歩うしろで踊る3人の姿を見て、悔しかった。この半歩がすごく遠く感じた。

Mr.KINGは写真集を出した。Princeはその年出せなかった。なんで、なんで?この写真がいい、この写真もカワイイ!って楽しそうなMr.KING担が羨ましかった。

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可愛くて、眩しくて、ものすごーーーく羨ましかった。

 

 

 

だから翌年にPrinceが写真集を出せた時、ものすごく嬉しかった。でも、心の奥で"やっとMr.KINGに追いついた!"って思う自分がいて、そう思ってしまった自分が悔しかった。f:id:churatoma:20180422030346j:image

そんな思いも入り混じりながら開いた写真集は、想像を遥かに超えて眩しくて。一瞬でも、くすんだ気持ちで写真集を開いてしまった自分の気持ちが情けなかった。Princeは眩しくて、愛しくて、強かった。

 

一度もPrinceが負けてるとは思わなかったけど、Mr.KINGが羨ましい事だらけだった。Mr.KINGの後に出てくるPrinceがもどかしかった。Princeの実力が理解されていない気がして悲しかった。嫉妬に近いのかな、一体私はどの立場なのか考え出すとハテナがいくつも浮かぶけど、、、先に進もう。

 

でも、King&Princeとして時間が刻まれていく中で、反対にMr.KING担もPrinceに似たような感情を抱いていたんだなあと感じた。

よく見かけたのは"仲がいいPrinceが羨ましい"。"PrinceとPrincessの関係性が羨ましい"。という声だった。言われてるその当時は、気を遣ってくれてるんだ、って正直慰めのように捉えてしまっていた部分があった。でもそれはMr.KINGへのコンプレックスが、そう思わせてしまったのかな、と今になっておもう。

Prince担と同様に、Mr.KING担だってPrinceが羨ましいと思うことがあったのかもしれないな、って。

 

Mr.KINGは立ち位置上、めちゃくちゃ恵まれていたしそれに見合う実力と努力があった。平野くんは天性の才能・廉くんは圧倒的なビジュアルと惜しまない努力・海人くんは生まれ持った感性の良さ。それぞれの"個"が成り立っていて。ライオンのようにジュニアの頂点に堂々と立つ3人が眩しかった。

でも頂点に立つ3人にしか分からない苦労もあったと思う。

圧し掛かるプレッシャーに耐えられず対立することがあったかもしれない。弱音を吐ける相手に困ったかもしれない。先頭を走る3人はどこを目指せばいいのか指針に迷ったかもしれない。憶測でしかないのだけど、あながちハズレてはいないとおもう。

 

前記事にも書いたが、

 

PrinceがPrinceとして強くなれたのは間違いなくMr.KINGの存在があったから。

http://churatoma.hatenablog.com/entry/2018/01/18/こんなとこで終われない

反対にMr.KINGの存在がなければPrinceとPrincessの強い関係性もなかったかもしれない。Princeには追いかける存在があった。これはめちゃめちゃ大きかったと思う。けして挫折じゃないけど、挫折に近い感情を味わった3人は明らかに強くなった。

今になったからこそ言えることだけど、最前線を走ってくれたMr.KINGに感謝してる。こんな風に思える日が来てよかった。嫉妬してた日々もぜんぶぜんぶ込めて今のKing&Princeがあるわけだから、全ての時間を抱きしめてKing&Princeとしての時間を刻んでいきたい。

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Mr.KINGという隣のグループが輝いて見えて、悔しさやコンプレックスを感じていたけれど、視野が狭かったなとおもいます。どのグループも輝いていて、輝き方はそれぞれ。それでも人は不思議なもので、ないものをねだってしまうもの。

そんな中お互いに必要なものを集めたKing&Princeというグループは強いじゃん!!!え!!!天才じゃん!!!着地点めっちゃアホっぽくて申し訳ないけど天才じゃん!!!

 

今はまだ無意識に3・3って捉えてしまって、意識しないと6として見れないのだけど、いつか自然と6として見られるんだろうなと思うとうれしい。

いつになるかは分からないけど、遠くない未来だと思うんだ。Mr.KINGが羨ましかった時間とPrinceを心の底から大好きだって思う時間。その全てが今に繋がってるなあ。全てを抱きしめてKing&Princeをこれから全力で応援していけるんだなぁ。どんなときもずっとそばで、眩しいその笑顔見せてね。