ラストレシピをを見てバッッッッカみたいに泣いた。
泣かないわけがないッッッ。
教祖様と舞台挨拶してる姿だけで感無量だったのに本編みたら余計にぎょええええ。大号泣。
「西畑大吾としてのラストレシピは終わるけど作品は生き続ける」って舞台挨拶で大吾くんが言ってて。まさにその通りだなって。私は何を隠そうごちそうさんで西畑大吾くんを好きになった。私の中でごちそうさんは今も生き続けている。活ちゃんが生まれ変わったらどんな事してるのかな、どんな人と出会ってどんな美味しい料理を食べるんだろう、って。決して私の中でごちそうさんに終わりはない。
もちろん西畑大吾くんは西畑大吾くんでしかなくて、西門活男くんとも鎌田正太郎くんとも違う。それでもやっぱり大吾くんが美味しそうにご飯を食べてる時、なんとも言えず胸が締め付けられる。これが作品は生きてるという事なんだろうなと私は思う。
大吾くんと料理と戦争はもう西畑担にとって切っても切り離せない。
前半ラストレシピの鎌田くんを見て嬉っっっしくて仕方がなかった。あぁあんなに活ちゃんがしたかった料理ができてるんだなぁって( i _ i )次々と豪華絢爛な料理を考えていく鎌田くん。この料理を活ちゃんが見たらどんな顔するかなぁ。どんな事言うのかなぁ。「お母ちゃん!すごいなぁ!ワシこんなん見たことないわぁ!どんな味すんねやろ!」ってキラキラした目で言うんだろうな・・・。そう考えるだけで涙が溢れて堪らなくて。別モノだって頭で分かっていても、どこか重ねてしまう西畑担の性・・・。アイスクリン、アイスクリン作ろな・・・牛乳入ったオムレツも・・・ってセリフが思い出されてしょうがなかった(泣)(泣)(泣)
そして何よりも鎌田くんが鰹節を削るシーンが描かれてるの泣きませんでした!?
私!?あそこで大号泣!!!
きっと私の隣の人びっくりしたろうな、超超超エアリプですがすみません(笑)
レシピが完成されていくにつれ鎌田くんの表情に曇りがかっていくのが不安で仕方なかった。(曇りを絶妙に表現してる大吾くんの演技力にも泣いた…)そして事実が明らかになった時、また胸が苦しくて苦しくて仕方なかった。
本日思い立ってラストレシピ2回目観てきたんですが2回目に見る鎌田くんの姿は余りにも切なく苦しかった。真実が分かってから見る鎌田くんの表情がやり切れなくて、悔しくって…。
戦争が、この時代が、、、またか、またなんだ。
ただひたすらに料理が好きなだけだったのに。二人とも。
夢を追いたかっただけなのに。夢を追うことが皮肉にも自分自身を苦しめる事になるなんて、、、。
「私に拒否権はありませんでした…!」そう鎌田くんは言った。山形さんの最期の時「ただ料理をしたかっただけなのに…なんでこんなことに…」そう鎌田くんは言った。そして最後まで自分を"料理人"だと言ってくれた憧れの人を目の前で殺された。
看守をやればいいだけのはずなのに夜中に魚の捌きを練習してた鎌田くん。純粋に料理を楽しんでた時間もあったろうにな。もし違う時代なら看守なんてせず山形さんと進化する料理を作っていってたろうにな。
戦争という時代が若者の夢の選択肢を奪った。
必死に夢を掴みにいき命を落とした活ちゃん。選択肢を与えられず従い苦しみ続けた鎌田くん。
どちらが苦しいかなんて計り知れない。
二人ともこの時代じゃなければきっと、、、って思ってしまうのが悲しくてしょうがない。
ここまで私がくそ重い記事を書いてしまうほど戦争という時代を伝えようとしてくる大吾くんの演技力に私は感服するしかないんですよ。
お節介おババのような事を言い始めますが、ごちそうさんの時(今もだろうけど)大吾くんは高校生。現代っ子としてはカッコつけたいお年頃じゃないですか。お仕事とはいえ、丸刈りにし眉毛もボサボサにして戦争時代の少年を演じるというのはかなり勇気のいる事だったと思うんです。それを演じきった大吾くん。そして私もそうだけど戦争を知らない世代が戦争を演じること。単純な言葉だけど難しいと思うんです。どんなにその時代の人の気持ちに寄り添おうとも、現実は想像よりも遥かに重く苦しい。それでも朝ドラという大きな作品でたくさんの人の心に残る西門活男くんを生きたこと。それは大吾くんが戦争に生きた人々をきちんと尊ぶことができる子だったからこそだと思うんですよ。大吾くん、ごちそうさんも生き続けてるよ。もちろんラストレシピも。大吾くんの作品はこれからも生き続けていくよ。
あぁ世界中の人に西畑大吾くんの凄さを大声で叫びたい!!!
そんな衝動に駆られたラストレシピでした。見てない人は今すぐ映画館へGo!ハンカチ忘れないでね!!!