ジャニーさんに
「YOUは特別かっこいいよ」
と言わしめた男がいる。
そう。それがSexy Zoneの佐藤勝利くんである。初めに述べておきますが私はジュニア担であり、勝利くんを担当とはしていません。しかしジュニア担として勝利くんには感謝をしています。
まずはさくっとしたプロフィールから。
佐藤勝利(20)
1996年10月30日生まれ
Sexy Zone不動のエース
顔面国宝。とにかくお顔がちいちゃい。絶対隣に並びたくない。並んだら公開処刑。Sexy Zoneにおいてはツッコミ役。しかし意外とボケたがる。けっこうキチガイ行動しがち。
※ くどいようですが私はセクガルではありません。そのため勝利君に関しても詳しいわけではありません。私が見てきた断面だけでこのブログを書こうと思うので勝利担からすると違うよ!という事もあるかもしれませんが温かく見守って頂けますと幸いです(>_<)
佐藤勝利くんはSexy Zone不動のセンター。しかし彼はジュニアの頃から注目を集めてたかと言われるとそういうわけでもありませんでした。
それもそのはず、彼がデビューしたのは入所して1年経った時のこと。
あっという間に薔薇を持ってセクシーローズ…(エロい囁き)と唱えていた🌹
2011年9月29日に帝劇でSexy Zone結成とCDデビューを発表。弱冠14歳。
勝利少年はかなり戸惑ったことだと思う。しかも同じグループにいる中島健人くんと菊池風磨くんはB.I.Shadowというグループでジュニアとして人気を博していた。しかし勝利くんはその中でセンターを任されたのである。マリウスはまだ11歳で日本語もおぼつかず、松島聡くんは入って1年すら経っていない年下。
経験も人気も備わっていたふまけん、まだまだ未熟な自分だがそれ以上に未熟な二人がいて。
勝利くんは必然的に中立的立場を取らなければならない立場にあったと思う。勝利くんにしか分からない苦労があったことだろう。
しかしそれ以上に勝利くんが戸惑ったのは「自分だけがデビューした」ことなのではないかと思う。同期の現在のPrinceとは当時から仲が良く雑誌でもよくインタビューで名前を挙げていた。これから誰と組むんだろう?などと考えていたのではないだろうか。そんな矢先に自分だけが選抜されデビューした。
当時10代半ばの少年たちにとってどれだけ気まずかっただろうか。戸惑いつつも何て言えばいいか分からなかった事だろう。
その当時の心境を少しずつ吐き出しているメンバーもいる。私が特に印象的だったのは顕嵐ちゃんの言葉。
"同期のデビューは眠れないほど悔しかった"
やっぱりそうだよな、…そう思いました。同じスタート地点に立っていると思っていた仲間が自分が靴ひもを結び直している間にゴールしていた…。まだ遠いと思っていたゴール地点に…。そんな状況だったのではないでしょうか。
昨日まで一緒に隣で踊ってた仲間。
その仲間の後ろで踊る今日。
大きな夢を見る10代の少年たちにとってかなりショックな出来事だったでしょう。
今でもとっても仲のいい神宮寺も
"勝利のバックで踊るのは正直悔しかった"
と言っています。
他の仲間も口にはしなくとも似たような思いを持っていると思います。
勝利くんもその事を少なからず、いや相当感じていたと思います。
しかし勝利くんはきっと一度も謝ったり引け目を感じさせることはしなかったのではないかと思います。堂々とSexy Zoneの不動のセンターでありつづけた。そうすることが自分に託された宿命だと訴えるように。後ろについてくれる仲間たちに背中で訴えていたのではないかと。
ほんとは泣き言を言いたいし、弱音を吐ける同期が欲しかったと思います。…けれども同期の星であり続けた。
しかし決して勝利くんはバックについてくれるみんなを後ろに留めておくことはしません。彼はいつもみんなと隣でいようとしてくれた。私は本当に感謝しています。
自分のほうが先にデビューをし、気まずいかもしれない状況で勝利くんは普通の男の子達のように遊んだり旅行したり…みんなと楽しい思い出を作っています。それが自然と振る舞えるのは勝利くんが人を対等に見ることができる人だからだと思います。
特に勝利くんは岸くんがだーいすき♡
クリスマスを二人で過ごします
普段はイジりながらも岸くんの頑張りをしっかりと見守ってくれています。
うちの岸、、、いつの間にか岸くんは佐藤ファミリーになっていたようですね!
そして岸くんとはライバルでいたいと公言。
ジュニア時代はシンメの位置でつくことが多かった岸くんだからこそ特別な思いがあるのかもしれませんね。
嫌な言い方になりますが、勝利くんがみんなの事を下にみていないからこそできるのです。
競争社会の中にいると、人は少なからず優越を付けたがります。自分のほうが先にデビューした、、、だからみんなより誇っている…10代の頃ならなおさらそんな風に思っても不思議ではありません。
でも勝利くんからはそんな思いは少しも感じません。仲間を今でもライバルだと思っています。それがジュニア担にとってどれだけ嬉しいか。きっとジュニア本人も嬉しいと思うんです。
ジャニーさんには勝利くんの人間性も見透かしていたのでしょうか?だからこそ彼にこの運命を背負わせたのでしょうか?私にはそう思えて仕方ないのです。
だからこそ仲間のみんなも勝利くんに対して素直にすごいと言えるのではないでしょうか。仲間にもメンバーにもファンにも不動のセンターだと納得させるには並大抵の努力ではなかったと思います。でも勝利くんはひょうひょうと努力の汗を見せない。
さすがジャニーさんに永遠の0番と言わしめた男だと思います。
仲間のデビューというのは多くのジュニアが経験するものかもしれません。その中で佐藤勝利くんという人間がいたことは、今のジュニアの中で大きな指針だと思うんです。仲間を目標にしようと思えること、眠れないほど悔しいというような経験がこれからの彼らを必ず輝かせるはずなんです。
話は逸れますが、ジュニア時代を長く経験した生田斗真くんが嵐のデビューコンサートについた時のエピソードが心に残っています。
当時嵐のメンバーとはずっと同じ活動をしていたのに、いきなり自分がバックになり「どうして…」という思いをかかえデビューコンサートバックに付いたそう。
そこで終盤に櫻井翔くんが
『すべてのジャニーズJr.にありがとう』
と挨拶しました。
そして斗真くんだけに
「斗真、…ほんとにありがとうな」
とぼそっと言ってくれたというエピソード。私は止め金が外れたようにジャジャ泣きしました( i _ i )
翔くんが"ありがとう"という言葉を選んだこと、その翔くんの"ありがとう"を受け止められた斗真くんのこと、、、全てを尊敬します。そして今ふたたび同じ番組(この時は櫻井有吉のアブナイ夜会)に出て笑い合えていること、本当にすごいことだと思います。
いつかみんなにはそんなふうになってほしい。
私は不思議と勝利くんはそんな未来を見据えているのでは?と思えてなりません。根拠などはありませんが
「いつか来る日まで待っているよ。同じステージに立とうな。」
そんな風にみんなに無言で語りかけているように思えるのです。
みんなが悔しい思いをしたであろうデビュー。
たくさんの複雑な思いを正面から受け止め続けて全ての思いを抱きしめて、、、なお輝き続けるSexy Zone不動のセンター、、、やっぱり
YOUは特別かっこいいよ!!!