未来はこの手の中に

君がステージに立ってくれる限り

2016未音源化ソング

 

2016年ジャニーズはしれっと数々の名曲を生み出してきた。しかしジャニーズの不思議なところはトンチキ溢れる曲はデビュー組のシングルに入れるくせに、なにこれ!素敵!って曲はジュニアちゃんに託し未音源化どころか映像化もないまま終わることもしばしば。

 

2017年を迎えている今、2016年に生まれた名曲をきっちり振り返りたい。しれっと音源化されないなんて勿体なすぎる!!!先に言っておきますがこれは私の完全なる贔屓目が入っています♡♡♡あしからず♡♡♡(もはや恒例)

 

 

○おみくじハッピー

関西ジュニアに新たに与えられたオリ曲!とにかく明るい!おみくじ引いてハッピーっていうタイトルからして明るい!関西らしさ溢れてる!

大凶引こうがもっかいい引いちゃえばいいじゃん!わはは!あれ! また大凶!えーい!こうなったらもう一回!もう一回!

って何回引くねーん!!!ってスタンダードなツッコミをしたくなるストーリーも関西ぽいなと思います。

サビの最後は、生きてるだけで笑うだけで幸せだよって。シンプルな言葉使いですが、深くないすか。生きて笑えることって大事ですよね。幸せですよね。そんな歌詞を生きてるだけで尊い関ジュちゃん達が歌ってくれちゃうんだから最高よ。

サビで両手を合わせてお願いポーズして、左右に突き出る(伝われ)振付が可愛くて大好きです。是非ともどこかで映像化するチャンスをくれ。

 

○CALL

Love-tuneの初オリ曲。

聞いた瞬間から好き!!!って思わされた。

 

(一部歌詞)

限りあるこのSOUL乗せて 走れ 急げ

We can do it Let's get down

僕たちの明日を掴め 叫べ 歌え

Let's party together now

抱えた Broken heart

一つになれば ほら Path to glory

Don't stop Don't stop

I hear the future call

 

安井姐さんのOh my god!から始まるインパクト。勢いを感じさせるリズム。みんなの気迫溢れる表情。なにより最後に顕嵐ちゃんが叫ぶ!!!

\Bring it Now!!!/

(さぁ!かかってこいよ!)と叫ぶ顕嵐ちゃんのかっこよさ。帝王顕嵐ちゃん!!!最高かよ!!!

まるでホラー(Hey!)から始まるファンとのレスポンスはワクワクするしかないじゃないか。あぁ、サマステのLove-tune公演行くべきだったなぁぁぁぁ(叫)

安井くんは「最初はみんなビックリするかもしれないけど」なんて言ってたけどもっと自信持って!!!それぞれの道で踏ん張ってきて集結した彼らだからこそこの曲を選択できたんだろうな。彼らだからこそある勢いがCALLさせるんだろうと思いました。

らぶ担ってわけではないし、盲目に顕嵐ちゃんが好きなだけなのだけどこの曲はかっこいいー!!!って心の底から叫んだし、らぶ担いいなーって思ったわ。

 

 

○情熱の色

 これまた聞いた瞬間なんだこれは!!!と反応してしまった。回れ回れ色づいて咲き誇る花たちのよに…としっとり始まるスタートは宝塚歌劇が始まったような錯覚を覚えさせる。

 

(一部歌詞)

回れ回れ色づいて咲き誇る花たちのように

未来なら此の手の中にある

誰より信じ続けたいよ

明日に向かう僕らの力

回る回るこの汗の行方を僕は知りたい

重ね合うColor強く光れ

 

回れ回れ色づいて

咲き誇る花たちのように

未来なら此の手の中にある

離さないよ

 

舞い上がれ咲き誇れ

 

この歌が印象的なのは命令形が少し挟まってることも要因の1つなのかなと。回れ回れ、強く光れ、舞い上がれ、咲き誇れ…。誰かに言われているのか、はたまた自分に言い聞かせているのか。

 

私的にはヒロムがMr.KINGに語りかけているようにも見えます。そしてMr.KINGは言う。"未来なら此の手の中にある"と。うおお〜!かっけぇ〜!もう未来を確信しきっているのだな!?こう見るとめっちゃかっこよくね?(中2男子)

ジュニアの中でエース的存在を託されているMr.KINGにしか歌えない歌だなと思います。

 

 

○For the Glory

Princeに与えられたオリ曲2曲目。

鐘を鳴らせ!時代を塗りつぶせ!これまでの白馬の王子様のようなPrinceちゃんがロックかましてるー!歓喜した。

 

(一部歌詞)

信じてた未来が今霞んで見えるのなら

悲しみさえも抱きしめて暗闇に火を灯せ

 

For the Gloryそうさ今描いたこの未来を

I'm gonna make it 切り開け 傷だらけの心で

No pain No gain握りしめた手の

小さなその光を解き放て

Princeちゃんはジャニーズサイドにはボロボロに見えているんだなと確信しました(真顔)しかしPrinceちゃんのかっこいいところは自分たちで未来を切り開いて行くところだ!!!!!!!!!!!!!

かっこいいだろー!

 

歌詞をPrinceちゃんに重ねて考えてみます。

「信じてた未来が霞んで見えた」

これは去年の夏を想像させます。(少年倶楽部のJrにQでタイムスリップできるなら?というQに「去年の夏に戻る」(ニュアンス)と書いていた岩橋くんのメッセージが脳裏によぎりました。)

 

次の「悲しみさえも抱きしめて暗闇に火を灯せ」

夏が終わり、Princeとして活躍の場がなく少クラの出番も激減した時がありました。ファンとしてもとても不安でしたが、何より本人達が1番不安だったでしょう。岸くんが雑誌の取材で"この時期は不安だった"と語っていて胸が苦しくなりました。この時期は3人にとって"暗闇"だったことでしょう。しかし3人はそこに火を灯しました。栄光のために。

 

3人はPrinceとしての未来を描いたんです。傷だらけの心で切り開いていくんです。痛みなくして得るものなし。辛い状況を味わった3人だからこそ今この歌を歌う意味があったんだと。これからPrinceちゃんは光を解き放っていくんです。待ってろ世界。

 

 

○PrincePrincess

 記念すべきPrinceちゃんの初オリ曲。初めて披露された瞬間から好き!ってなりました。なんなら泣きました。あまりにもPrinceのための曲だったんだもの。

 

(一部歌詞)

街の人込みに まぎれながら
ラッシュの地下鉄の中に
降りたことのない駅で降り
歩いてみたくなったよ 君と

 

誰もがこの星の大切な Prince Princess

未来は君の手に託される
ボロボロになっても ダメダメになっても
立ち直れる君は Prince Princess
誰もが空の下 美しい Prince Princess
扉を開くカギ握ってる
ボロボロの涙で ビショビショになっても
立ち上がれる君は Prince Princess

 

Hold me Love me Kiss me♡

みんなこの星の Prince Princess

 

優しい歌詞に優しいメロディーを優しい表情で歌うPrince。あぁ彼らは人を幸せにするためにステージに立ってるんだ。そう改めて確信しました。

タイトルだけ聞くと私は甘ったるい曲に思えてしまっていたのですが、そんなこと微塵もない!!!!!!!!!!!!!!!!

「街の人混みにまぎれながらラッシュの地下鉄の中に」という私達の日常。誰もが思い浮かぶ日常の景色の中にこの曲は存在します。そんなたくさんの人にまぎれながらボロボロになってる私達のことをPrincePrincessって言ってくれるんです(号泣)

そしてサビはPrince自身とも重なります。

「ボロボロになってもダメダメになっても立ち直れる君はPrincePrincess」

そう。彼らは自分たちが置かれた状況にボロボロになってもダメダメになっても立ち直れたんです。だからこの曲を誰よりも優しく、そして私達に訴え掛けてくれるかのように歌えたのだと思います。(置かれた状況というのはFor the Gloryで述べたものと同じだと私は解釈しています。For the Gloryよりも直接的に表現しているのがPrincePrincessかな、と。)

 

私は何よりもPrinceちゃんにこの曲が与えられたことが嬉しかった。誇らしかった。Princeちゃんの頑張りを見ている人がちゃんといたんだ。彼らがこれまでしてきた事に対してひとつの形を貰えたのではないかと思いました。自信に満ち溢れて歌う3人の姿は本当に眩しく輝いてたよ。

この曲を与えられた時、ある人に「お前らにこの曲は勿体ないくらいだ」と言われたそう。私はそんな風に言われることが悔しかった。いつかその人にこの曲をPrinceに与えてよかったと言わしめてやろうな。

この曲はPrinceにしか歌えない。Princeが歌うからこそこの曲の優しさが何倍も何倍も深くなる。この曲を聴くとまるで自分でも気づいていなかった胸の痛みがじんわりと溶けていく。それは3人ともが痛みを知っているから。痛みを知っているからこそ優しい曲が歌え、聴く人の心を溶かしてくれるのだと思う。

素敵な曲をありがとう。これからもたくさん歌っていこうな。

 

 

 

はい!

というわけで私的音源にしないともったいない楽曲記事でした!

 

いや〜ほんとにPrincePrincessは未音源で終わるわけにはいかないよねぇ。ねぇ???(食い気味)