書き溜めて途中で止めてしまってたけど、スクリーンに帰ってくるということで‼️投稿しましょ‼️
ヨッ!!!待ってました!!!
おかえりーーー!!!
笑って泣いて痛快ストーリー!
さすが劇団☆新感線!
またもやお馬鹿なの!!!VBBのとーしろーちゃんに続いて、くろーちゃんもお馬鹿なの!!!でもでもでも!!!馬鹿だけど馬鹿じゃないの!!!愛おしすぎて冥界に飛んじゃう!!!
「アターーー!」のへなちょこな登場から始まり、匿うはずの牛若丸を殺してしまうくろーちゃん。牛若丸の代役に選ばれ0.5秒でオッケーの返事を出すくろーちゃん。「俺に迷うのは似合わねぇ!!!」("迷い"というのが後に大切なキーワードになる)
牛若丸の性格はひどかった…のくだりでは「その点俺は馬鹿だが気立てはいい」とドヤるくろーちゃん。………可愛い。可愛すぎる。なんでこんな愛おしいくろーちゃんを可愛がらなかったの黄泉津様💢💢💢
ほんとにくろーちゃんが義経になり代わって大丈夫か?というくだり
海尊「久郎様は顔だけはいい!」
Sexyドヤ顔でウザめに振り向くくろーちゃん愛しいだよ。
斗真くんのイケメンをも面白おかしくいじってくれる新感線大好きだべさ!!!
牛若丸は焼肉屋みたいで気に入らないので(鼻ホジホジ)、義経に元服したくろーちゃん。迷いなく平氏をバッサバサ滅ぼしていきます。
「強けりゃ勝つ 弱けりゃ負ける こんな分かりやすいことねぇじゃねぇか! 恨みっこなしだ!思いっきりやろうぜ!」
この言葉が1番くろーちゃんらしい言葉だと思います。劇中で1番好きなセリフです。
そんな中、出会った大陸の歌うたい静歌。
静歌の歌声に(ンパンパ)すっぺぇ山葡萄食ったみたいな気持ちになるくろーちゃん。表現がクセじゃ!大グセじゃ!(vo.ノブ)
静歌こと藤原さくらちゃんの歌声が半端なくいい。
1回目の時は、歌詞もきちんと分かっていなかったのに自然と涙が出た。こういうのを魂を揺さぶるって言うんだな…。
嗚呼なんの為に人は生まれる?諸行無常の愛しき光よ。愛さえも知らず、かたる(?)命よ。せめて静かに眠れ(完全にうろ覚えです…)
どことなく悲壮感に溢れ、歌詞も決して前向きな歌詞ではないけれど、心にスッと優しく溶け込んでくるのは、彼女の持つ歌声の力だなぁと思います。
個人的に一番好きなのがくろーちゃんと静歌の出会いのシーン。
静歌を面倒見てくれてた平氏の残りが源氏に追い詰められ海へ身を投げる。隠れていた静歌も見つかり、源氏に捕まりそうになるのを助けるために、くろーちゃんは味方の源氏を斬ってしまう。
山葡萄の笑いのくだりもさることながら、くろーちゃんが静歌に歌をお願いするが、平氏を滅ぼした義経に歌う歌はないと静歌が告げたときのセリフが良い。
「お前歌はいいのにつまんねぇな!
お前は歌うときに人を選ぶのか!?平氏の為だけに歌うのか!?でも俺にも聴こえたぜ!
(略)
俺はいい!でも、せめてこいつら(斬られた源氏)の為に歌ってやってくれねぇか?俺は斬ってはいけねぇ奴を殺しちまったみてぇだ…。頼む…。」
くろーちゃんの真っ直ぐな姿勢がたまらなく眩しいのです…。この時くろーちゃんは戦うことに少し迷いが生じてました。
「女子どもまで皆殺しなんて気持ちよくねぇよ!」「なんかこう、、腹の中に苦いものが溜まっていくような…」
そんなくろーちゃんに掛けられた言葉「気持ちよくなくても、それが戦争なんです」
迷いなく平氏を討ち滅ぼしてきたくろーちゃんの腹の中にある苦いものを、優しく溶かしてくれるのが静歌の歌でした。出会うべくして出会った2人なんだと思います。
声に惚れたくろーちゃんと、心を揺さぶられた静歌。
恋ではないけど、恋に近い。そんな距離感の2人。2人にもっと時間が許されたなら、きっと恋にもっと近づいたんだろうなと、。でもだから、美しくもあって。
義経を黄泉津が殺したように見せかけ、源氏と奥州を滅亡させるのを目的に海尊と弁慶はくろーちゃんをだまし討にかける。くろーちゃんは命を落としてしまいます。
くろーちゃん「………な、ぜ……」
弁慶「お前は素直すぎるんだよ………っ」
くろーちゃんの亡骸に歌いかける静歌。
中山優馬くん演じる次郎は静歌に問います。「兄上の事が好きだったのか?」
「そんなんじゃない…。でも、そうだったのかなぁ……。」
2人には時間が足りなかった。時間を積み重ねていけば、きっと、、、。その時の次郎は少し切ない表情を浮かべていて。このシーンが1番繊細な場面だったな…。
くろーちゃんにもらった弓で、最後に1曲…と歌う静歌。
久郎、お願い。もう一度、あなたに会えるならその髪に触れて、、、(あぁ、思い出せないっっっ(泣))
歌声に導かれ冥界から蘇るくろーちゃん。
キター!復活!新感線の裏(?)テーマ永遠の命!!!
平氏と叔父の裏切りにより追い詰められた奥州を救うべく、ご先祖様達と共に下界に戻ったくろーちゃん。
形のある魂として復活したくろーちゃんは刀で斬られても大丈夫!ある意味最強の存在を手に入れた奥州の先祖達。純粋に奥州を守ろうとするくろーちゃんと、国を支配しようとする先祖達で対立が起こる。
戦は好きだが無駄な殺し合いを嫌うくろーちゃんに親父様は言う「お前には自分というものがない、何もない」と。
その言葉に「俺は空っぽだ」と悩むくろーちゃんに「生まれてはじめて悩んでる!」「死んでからはじめて悩んでる!」と解説する静歌と次郎(笑)
そして鏡張りの部屋に迷い込んだくろーちゃん。
「そうだ、俺は合わせ鏡なんだ。色んな人が色んな名前で俺を呼ぶ。俺は相手を映す鏡だ」
ここは個人的に俳優・生田斗真と源九郎がリンクするんですよね。斗真くんもジャニーズの中で俳優という道を進み、作品によって名前が変わる。時々インタビューで「自身の考えが必要ない時もある」(役に没頭するって意味で)て答えてる時もあって。だからこそ、源九郎という人間に魂を宿らせられたのかなってこの場面で感じました。
そう気づいたくろーちゃんに刀が現れる。
その刀はご先祖達を冥界に連れていけるが自分自身も斬ってしまう鏡の刀。
ご先祖様達を斬り、自身も斬っていく。
ご先祖達を倒した後、力尽きるくろーちゃん。
大陸に帰るという静歌のことを次郎に託すくろーちゃん。ここで涙腺崩壊。
「お前は奥華を出て大陸の王になれ」と次郎ちゃんに言うくろーちゃん。
くろーちゃん、馬鹿だけど馬鹿じゃないから次郎自身も気づいてない気持ちに気づいてたんじゃないかなぁ。でもねきっと次郎ちゃんは、くろーちゃんに恋に近い気持ちを抱いてるであろう静歌の姿が好きだったんだよ、。そこんとこは気づいてないんだからズルいよなぁ。
最後に静歌に歌を頼むくろーちゃん。もう涙で前が見えない。「九郎、天へ昇れ」と歌う静歌。
ゆっくりと冥界へと向かうくろーちゃん。くろーちゃんは昇るのではなく、ゆっくりと降りて行くんです。それがあまりにも切ない。黄泉津様の言葉が本当であるなら、これからくろーちゃんが向かう先は天ではない、のだから。儚い表情で少しこちらに顔を傾けくろーちゃんは間違いなく"降りて"いくんです。
静歌の祈りの歌と結末があまりにも、ね。
カーーーッ劇団☆新感線本当にサイコーーーだな!!!
今回殴り書いたのくろーちゃんメインでまっだまだ名シーンあるし、演者さん全員マジサイコーーーだから‼️
博多がなくなったこと、本当に悔しいなんて言葉じゃ足りないくらいやり切れなかったけど新感線の公式に「帰ってくる意味ができた」とあって、その言葉に救われました。
そしてスクリーンに帰ってくる。待ってたよーーー!(涙)
斗真くんの舞台演技を映画館で見れる贅沢!世の中の人に目にしてほしい。
馬鹿だけど馬鹿じゃない、そんなくろーちゃんの生き様をスクリーンで見れる日が今から楽しみです‼️