未来はこの手の中に

君がステージに立ってくれる限り

担降りって怖いねって話

ジュニア沼にいると担降りを見る機会がかなり多い。仕方ないのだ。次から次に魅力的な子がザクザク現れるのを見てしまうんだもん。半年に1回デビュー組が現れてるような目まぐるしい世界でこちらとらやってまんねん。

 

そもそもを言ってしまえば、担降りなんて当の本人は知る由もないので気軽にしてしまえばいいものなのだ。それでも葛藤するのがヲタクの性なのである。だってその子の為に時間やお金を割いてきてるだろうし、思い出だって詰まってる。それでも気づいたら自担よりあの子を追ってしまうとかなるよね。あの子の為に捧げたい、、、ってなってしまうんですよね。

 

ところで私には担降りという概念が存在していない。

きっとみんなが苦悩している感じを見てると私は今ごろ

顕嵐ちゃんに担降り☆

岸くんに担降り☆

神宮寺くんに担降り☆

康二くんに担降り☆

流星ちゃんに担降り☆

恭平くんに担降り☆

末澤くんに担降り☆

くらいは軽く経験していると思う。それでもしれっと担降りしていない私を誰か褒めてほしい。むしろ私は担上がり(?)していくタイプの人間なのである。好きが増えていくタイプで、ハートが何個も増えていくのを想像してほしい(?)

 

そんな私でも一度だけキッパリとした担降りを経験した事がある。デビュー当時から好きでライブも欠かさず足を運んだし、ソロの舞台も、もちろん行った。今の自担と現場が被ることも多く、一石二鳥じゃ〜ん!的なお気楽テンションだった。これからもずっと応援するし、大きくなっていくのを一緒に見守りたいって心から思っていた。でも3年目くらいかな?その人の発言にイラッとするようになった。自分でも驚きだった。そして一度気になるとずっと苛立つようになってしまった。少し生意気というかおちゃらけキャラな所が好きだったのに、それ自体が気に食わなくなった。本当に自分で驚いた。こんな感情の波があったのか…と。別にスキャンダルがあったわけじゃないし、あったところでスキャンダルで冷めるようなタイプでもない。そしてデビュー当時の熱いガツガツさが消えたのを感じた時に完全に私の熱も冷めた。

我ながら冷たさにビックリだが今はテレビを付けてたまたま出ていても見ない。躊躇なくチャンネルを変える。この間気が向いて久々に番組を見てみたけどつまらなさすぎて途中で断念した(爆)ライブは今の自担が出る可能性があるから行くけど、全く目に入らないし後からレポ見ても「こんなんしてたんだ、へ〜!」ってくらい見てない、、、(爆)なんならその人が喋るとイライラする。その時に実感した、、、!これが俗に言う担降りか!!!と。(レベルが最大数値な気が)好きと嫌いは裏返しというのはこういう事かと。物凄い勢いで好きになった人だったから、物凄い勢いで嫌いになってしまったんです(笑)

その人を熱烈に応援していた時の自分はもはや別人のように思えますね…担降りって怖えよ…

 

担降りって言っても私のような過度のパターンではなく、好きだけど茶の間になるとか、お金はかけないとかいう腹の括り方もありますよね。私の唯一の担降りは自担を嫌いになるというまさかのパターンでした(笑)

 

あぁ本当にヲタクというのは身勝手でワガママだ。でもだからこそ面白い。だって言ってしまえば趣味だから自分のやりたいようにやればいいのだ。それでも「支えてくれたファンのみんなにありがとう」と真っ直ぐな瞳で言ってくれるアイドルって尊すぎる。いつ切れるか分からないファンの心の賞味期限を無理やり押さえ込むんじゃなく、包み込んでくれるから。今応援している子たちをずっと応援したいなぁ。見守りたいなぁ。そう思う夜でした。