未来はこの手の中に

君がステージに立ってくれる限り

人って。

 

人って自分の見たいことしか見ない。

 

 

 

 

 

 

学生の頃、電車に乗ってて目に入るのは自分と同じ制服の子達だった。

 

 

 

あ、○○の学校だ〜!スカート可愛いな〜…とか、そういうことが1番目に入ってきていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

気づけば大学生が目に入るようになっていた。

 

あ、○○のバックだ!高いよな〜、可愛いな〜いいな〜とか。

あ、自分と同じ学部かもな。とか

 

 

 

 

 

 

そして今、新しいスーツを着て黒髪で、必死にケータイとにらめっこしている人が目に入るようになってきた。

 

 

 

 

そうやって、時間って経つんだなぁ。 

 

 

 

 

そして人って関心のあることから目に入る。

 

それってある意味ずるいのかもしれない。

 

だってそれは見たくないことを見ないようにだって出来るから。

 

でも、これは人の生きる術。

 

見たくないことを見続けたらきっと人は壊れてしまうから。

 

人は弱い。

 

だからこそ強く生きようと願うんじゃないのかな。

 

そうふと思った帰り道。